
2019.06.13
令和元年度鯱の会オープン定例会として「未来研究会」第1回例会が、6月13日(木)キャッスルプラザ名古屋にて55名が参加し開催されました。株式会社ベイビー 取締役 西岡克真氏を講師にお招きし、「未来の道具としてのVR・AR」と題し、急速に進歩を遂げているVR(バーチャル・リアリティ=仮想現実)、AR(オーグメンティッド・リアリティ=拡張現実)、MR(ミックスド・リアリティ=複合現実)について、基礎知識のレクチャーと今後のビジネスシーンでの活用のされ方などのお話を聞きました。
今後は、製造業や医療業界や防災などの分野で急速に活用が進んでいくと予想されているようです。
西岡講師からは、具体的な開発期間や費用感についてもご教示いただき、実際に開発する際の目安になりました。
また、これらVR・AR・MRの分野は、ソフトウェア開発やデバイス開発が進み、システムの開発が容易に(=参入障壁が低く)なってきていることから、非常に多くの企業が様々なアプリケーションの開発にしのぎを削っています。そのような競争環境の中で勝ち残るためには、特許(知財)戦略が非常に重要であると知りました。
質疑応答では、実務に活かすための質問が積極的に出され、講師から詳しいレクチャーを受けていました。
講演後には、マイクロソフトのデバイス(ホロレンズ)を用意していただき、実際にMRを体験するコーナーも設けていただきました。
(記事投稿&写真:堀眞嘉)
会員スナップ集 → http://30d.jp/shachinokai/4